〜“続けられる仕組み”こそが、最強の投資戦略〜
💬 リード文
ここまでの記事でお伝えしてきたように、
私はFXや保険で遠回りをしながら、ようやくインデックス投資にたどり着きました。
では、実際にどんな銘柄を選び、どう運用しているのか?
この記事では、私自身が実際に行っている投資内容を「数字と理由」で全公開します。
目的はただ一つ。
“再現性がある仕組みで、長く続けること”。
そのために私がどのような考えで資産を配分しているのか、具体的にお話しします。
🧭 1. 投資の基本方針:「自分の力量ではなく、仕組みで勝つ」
FXで痛い目を見た私は、こう考えるようになりました。
「私程度の力量で稼げると思わないことが大事だ。」
インデックス投資は、会社を選ぶ必要も、買うタイミングを計る必要もありません。
市場全体に乗る“仕組み”さえ作れば、あとは淡々と積み立てるだけ。
- 感情を排除し
- 判断を減らし
- 継続を自動化する
この3つの仕組みが揃えば、もう“勝つ”というより**“負けない投資”**になります。
📈 2. 積立の中心:S&P500インデックス
私の投資の中心は、**S&P500(米国株式)**です。
アメリカの代表的な500社──Apple、Microsoft、Amazonなど──の成長にまるごと乗ることができます。
✅ 米国株は、世界経済の成長エンジン。
過去50年で右肩上がりの安定した成長を続けている。
💰 積立内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 投資口座 | NISA(つみたて投資枠) |
| 銘柄 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
| 積立額 | 月10万円 |
| 運用期間 | 20年以上(生涯継続予定) |
B社(変額個人年金)のときは月1.7万円からスタートし、
A社を解約してB社に月5万円、
さらにB社を解約してNISAで月10万円積立へと、段階的に掛け金を増やしてきました。
今後は住宅ローンが始まりますが、
「積立を減らしても運用は続ける」という方針を崩すつもりはありません。
💵 3. 成長投資枠:高配当ETF+少額の日本株
S&P500に加えて、私は配当金を得られる投資も行っています。
目的は「資産を増やす」だけでなく、「生活の実感を得る」ためです。
✅ インデックス投資=“未来の資産を増やす”
✅ 高配当投資=“今の豊かさを感じる”
🧾 主な投資先
| 銘柄 | 特徴 | 平均利回り(2025年時点) |
|---|---|---|
| VYM(米国高配当ETF) | 大型安定銘柄中心 | 約3.2% |
| SCHD(米国高配当ETF) | 増配傾向・成長性あり | 約3.5% |
| SBI日本高配当株式 | 国内大型・高配当中心 | 約3.4% |
| SBIネクストフロンティア高配当 | 新興国分散・高配当 | 約4.0% |
※SBI日本高配当株式・SBIネクストフロンティア高配当は厳密には「インデックス型」ではありませんが、
ETFとして分散されたパッシブ運用に近い設計であるため、補助的に活用しています。
💰 積立・購入内容
| 投資口座 | 銘柄 | 投資方法 |
|---|---|---|
| NISA(成長投資枠) | VYM・SCHD | 年初にB社解約金の一部で一括購入 |
| 特定口座 | SBI日本高配当・ネクストフロンティア | 少額・長期保有のみ |
🏦 4. iDeCoとジュニアNISA
✅ iDeCo(個人型確定拠出年金)
- 毎月23,000円をS&P500連動ファンドで積立
- 節税しながら老後資金を形成
✅ ジュニアNISA
ジュニアNISAが廃止される前年、子ども2人にS&P500インデックスを各80万円ずつ一括購入。
追加投資はせず、大人になるまで運用を継続する予定です。
教育資金というより、
「子どもに“お金の仕組み”を残すための資産」。
配当金や評価額の変化を見ながら、「お金は育つもの」という感覚を共有しています。
🧮 5. 投資と家計のバランス
投資は生活の延長線上にあるもの。
私は家計簿アプリ(Zaim)で全体を管理し、“無理のない範囲”で積立額を設定しています。
| 項目 | 金額・内容 |
|---|---|
| 生活費 | 家族4人で月30〜35万円 |
| 投資額 | 月10万円 |
| 家族のゆとり費 | 副業収入から確保 |
| 方針 | 生活を圧迫せずに“仕組みで増やす” |
住宅ローンが始まっても、
B社保険を部分解約して積立継続枠を確保する予定です。
💰 6. 現金と株の比率(アセットアロケーション)
以前の私は「生活防衛費200万円を残して投資全振り」でした。
しかし、家を購入してからは方針を変更。
現金30%・株70%のバランスを維持しています。
この比率にしてから、暴落を“恐怖”ではなく“チャンス”として捉えられるようになりました。
現金を持つことは守りではなく、
“攻めの余力を確保すること”。
暴落時に買い増しできる資金があると、
心の安定と行動の自由が大きく変わります。
🪙 7. インデックス投資と高配当投資の関係
インデックス投資は「将来のための種まき」。
高配当投資は「今を豊かにする果実」。
家計簿をつけていて感じたのは、
資産額が増えても生活の豊かさを実感できない瞬間があるということ。
そんな時、配当金が自動で入ると、
「お金が働いてくれている」という実感が得られる。
だからこそ、私はインデックス+高配当の二刀流を選んでいます。
📊 8. 投資方針の目安
| 状況 | 向いている投資スタイル |
|---|---|
| 初めて投資を経験してみたい | インデックス投資 |
| 家計に余裕がある | インデックス投資 |
| 資産額をとにかく増やしたい | インデックス投資 |
| 資産を増やしつつ自由に使いたい | インデックス+高配当投資 |
| 資産がある程度満足の域 | 高配当投資 |
| とにかく配当金が欲しい | 高配当+再投資 |
| 自分の力を試したい | 個別株投資 |
| リスクを承知で爆益を狙いたい | 個別株・レバレッジ投資 |
🧠 9. 結論:「正解は人それぞれ。ただ、続ける仕組みは共通」
投資に絶対の正解はありません。
けれど、どんなスタイルでも共通して大事なのは、
「自分が納得して続けられるか」。
初めての配当金300円に喜べる人もいれば、
「たったこれだけ?」と思う人もいます。
どんな方法を選んでも、
続けられなければ意味がない。
そのために“仕組み”を整えるのが、私の考える最適解です。
✅ この記事のポイントまとめ
- 力量ではなく仕組みで勝つのがインデックス投資
- メインはS&P500、補助にVYM・SCHD+日本高配当ETF
- 現金30:株70のバランスで安定した心の余裕を確保
- 投資は家計と連動して考える
- 継続こそが最大の成果
🎨 SWELL投稿メモ
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|---|---|
| カテゴリー | 資産形成 → 実践・運用報告 |
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🌿 最後に
投資を始めるのは簡単。
けれど、続けられる人は一握りです。
その違いは、センスではなく“仕組み”。
インデックス投資は、感情ではなく仕組みに任せる投資です。
「今日の判断で明日を変える」のではなく、
「今日の仕組みで10年後を変える」。
これが、私がたどり着いた資産形成の答えです。