第3話:家計簿と貯蓄のコツ ─ 続けられる仕組みづくり

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「貯金をしよう」と思っても、なかなか続かない──。 その原因の多くは「お金の流れが見えていない」ことにあります。 今回は、🦊コンたちが“家計簿の続け方”と“貯金の仕組みづくり”をテーマに話します。

導入ナレーション
カフェでのいつもの勉強会。 「最近、給料日前になると毎回ギリギリ…」とミミがつぶやく。 コンは微笑みながら、自分が10年以上続けている家計簿の話をはじめた。

🦊コンと仲間たちの会話

🐰ミミ「頑張って節約してるつもりなんですけど、毎月なぜか残らないんです…。
家計簿も続かなくて、何度も挫折してます。」

🦊コン「うん、それは“使途不明金”があるサインかもしれないね。
家計簿の目的は“全部を完璧に記録すること”じゃなくて、
“自分のお金の流れを見える化すること”なんだ。」

🐹キュン「僕もおこづかい帳をつけたことあるけど、3日でやめちゃった…。面倒くさいんだもん。」

🦊コン(笑)「わかるよ。だからこそ、仕組みをシンプルにするのが続けるコツ。
私は10年以上家計簿をつけてるけど、今はスマホアプリのZaimを使ってる。
レシートを撮るだけで自動入力されるし、銀行やクレカとも連携できるから手間がないんだ。」

🐰ミミ「そんな便利なアプリがあるんですね! それなら私でも続けられそうです。」

🦊コン「うん。最初は“なんとなく”で十分。
支出の全体像がつかめるようになると、“どこにムダがあるか”が見えてくる。
そこから、無理のない貯蓄が始まるんだ。」

🦝ポコ「ボクも昔は家計簿つけてたけど、結婚してから妻の支出が把握できなくてやめちゃったな(笑)
でも家計を分けるより、全体で把握する方が安心だよな。」

🦊コン「そうだね。家庭全体で“お金の見える化”ができれば、貯蓄も協力して進められる。
逆に、どちらかだけが把握していると、すれ違いの原因にもなるからね。」

🐹キュン「僕も将来一人暮らししたら、家計簿つけてみようかな。
でも、どうやって“貯金を続ける”の?」

🦊コン「いい質問だね。ポイントは3つあるよ。」

  • ① 先取り貯蓄: 給料が入ったら、まず貯金を別口座へ移す
  • ② 固定費の見直し: 家賃・通信費・保険料を定期的にチェック
  • ③ 使いすぎ防止策: キャッシュレス決済の履歴やアプリ連携で把握する

🦊コン「それと、キュンの場合はもっとシンプルでいいよ。
おこづかいを3,000円もらったら、最初に500円は“使わないお金”として貯金箱へ。
それからお年玉みたいな臨時収入は基本的に貯金に回してみよう。
“最初に分ける”習慣がつくと、自然と貯まる仕組みになる。」

お金の見える化・仕組化

 収入 – 支出 = 貯蓄  貯蓄額にばらつきが発生、貯蓄できない人も多い

 収入 – 貯蓄 = 支出(可能額)  先に貯蓄分を確保することで安定した貯蓄ができる

       貯蓄20
     ↗
  収入100
     ↘
       支出可能額80 → 支出75 → 貯蓄5

🦊コン「私は、家賃3万円の社宅時代に浮いた分を投資や貯蓄に回してきた。
今は新築の住宅ローンが月11万円になるけど、家計簿を続けてたおかげで“支出の構造”が把握できてるから安心して返済計画が立てられるんだ。」

🦝ポコ「ボクも家賃7万円の賃貸で、子どもが大きくなったら広い部屋に引っ越す予定。
今のうちに貯金を仕組み化しておかないとな。」

🐰ミミ「“仕組み化”っていい言葉ですね。
気合いよりも仕組みで続ける方が、自分にも優しそうです。」

🦊コン「その通り。貯金も家計簿も“根性論”では続かない。
仕組みを作れば、あとは勝手に貯まっていくんだ。」

ポイント内容具体例
見える化支出を把握して使途不明金を減らす家計簿アプリで月ごとの支出を
自動集計
仕組み化ルールを決めて
自動的に貯まる環境を作る
給与日に「先取り貯蓄」を設定
継続化完璧を目指さず
続けられる範囲で実践
レシート撮影や自動連携で
“手間ゼロ”

FP試験チェックポイント

  • 家計管理の目的は「収支の見える化」と「改善の継続」
  • 代表的な支出分類:固定費(家賃・通信)/変動費(食費・日用品)
  • 先取り貯蓄は“強制的に貯める”仕組みづくりの基本
  • 家計簿アプリの自動化は「継続の障害」を減らす効果がある

一言まとめ

「節約は“我慢”じゃない。“見える化”と“仕組み化”が続けるカギ。」

次回予告:
第4話:貯蓄と投資のちがい ─ お金を育てる考え方

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